英AUDITORIUM。1960年代後半のプレス。番号が付いていないベートーヴェンのピアノ協奏曲を2曲収録。その意味で貴重なレコード
推薦度:★★★★★☆☆ 曲を知るにはとても良い演奏
秘蔵度:★★★★★★★ 秘曲をブルメンタールが丁寧に演奏



ベートーヴェン ピアノ協奏曲 変ホ長調(1784) (Beethoven Piano Concerto in E Flat)
P:フェリシア・ブルメンタール、指揮:イェルジ・ワルトハンス、ブルノPO (P: F:Blumental, COnd: J.Waldhans, Brno PO)
推薦度:★★★★★☆☆ 曲を知るにはとても良い演奏
秘蔵度:★★★★★★★ 秘曲をブルメンタールが丁寧に演奏
ベートーヴェンの最初のピアノ協奏曲のようであるがオーケストラ譜は失われたとレコードの解説にある。この録音のオーケストレーションは誰のものかという明記は無いが、平素なつくりで穏やかな響きが心地よいものになっている。ただ少し単調な気もするが。ブルメンタールのピアノは、この曲を1968年1月5日にクイーンエリザベスホール(ロンドン)で演奏しているとのことで、曲への研究はしっかりされているのであろうことを感じさせる自信に満ちたものになっている。特に2楽章が聴きどころであろう。
ベートーヴェン ピアノ協奏曲 ニ長調 (Beethoven Piano Concerto in D)
P:フェリシア・ブルメンタール、指揮:イェルジ・ワルトハンス、ブルノPO (P: F:Blumental, COnd: J.Waldhans, Brno PO)
推薦度:★★★★★☆☆ 曲を知るにはとても良い演奏
秘蔵度:★★★★★★★ 秘曲をブルメンタールが丁寧に演奏
後年の作品だけに変ホ長調の協奏曲に比べると、やはり音楽の作りが立派である。しかし、番号が付いた協奏曲に比べると完成度からしたら少し劣ってしまう。随所にベートーヴェンらしい素晴らしいフレーズも出てくるので未完に終わってしまったのが残念とも言える。ブルメンタールとワルトハンスは丁寧に取り組み曲を分かりやすく紹介してくれているのがとてもいい。