クリュイタンスの幻想交響曲。最後は東京文化会館でのパリ音楽院管とのライブ録音。
日Seven Seas。1980年代のプレス。
推薦度:★★★★★★☆ クリュイタンスの幻想ならこれ
秘蔵度:★★★☆☆☆☆ CDでも復刻され有名になった演奏



ベルリオーズ 幻想交響曲 (Berlioz Symphonie Fantastique)
指揮:アンドレ・クリュイタンス、パリ音楽院O (Cond: A.Cluytens, Paris Conservatoire O)
推薦度:★★★★★★☆ クリュイタンスの幻想ならこれ
秘蔵度:★★★☆☆☆☆ CDでも復刻され有名になった演奏
まずはよくぞ残しておいてくれたと思う録音である。さらに良好なステレオであるのがありがたい。もちろん東京文化会館の響きの少なさなどちょっと物足りない面もあるが、ライヴならではなの激しさと、優雅な音色が混じる名演奏である。フィルハーモニアとのスタジオ録音に比べると音響としての厚みはフィルハーモニアに軍配があがるが、管楽器を中心にした魅力的なフランスを感じさせる穏やかな音色を駆使したこの演奏の方が全体的には曲に合っている感じがする。しかもテンポの緩急やフレーズ感といったところがライヴならではの熱気を帯びながらもしっかりドライヴ出来ているあたりは両者の信頼関係なくして成しえないもので、このコンビの最良の記録の一つとも言える。この演奏をこのレコードで初めて聞いた時の感動はいまでも覚えている(大学生の頃だったと思うのでかれこれ30年以上昔)。父と談義したのを思い出す。