ロッシ ウィーン国立歌劇場O リムスキー=コルサコフ 交響組曲「シェヘラザード」

独Vanguard。1960年代後半から1970年代前半のプレスだろうか

推薦度:★★★★★★☆ 颯爽と進む好演奏
秘蔵度:★★★★★☆☆ 廉価盤で何度も再販されているがこの盤は音が良い

リムスキー=コルサコフ 交響組曲「シェヘラザード」 (Rimsky-Korsakov Sheherazade)

Vn:ミリアム・ソロヴィエフ、指揮:マリオ・ロッシ、ウィーン国立歌劇場O (Vn:M.Solovieff, Cond: M.Rossi, Vienna State Opera O)

推薦度:★★★★★★☆ 颯爽と進む好演奏
秘蔵度:★★★★★☆☆ 廉価盤で何度も再販されているがこの盤は音が良い

音のバランスがちょっと気になるが、片面に収められていたレコードに比べて広がりもありオーケストラの非力さは目立たなくなるのも有り難いところ。全体的にテンポの縮尺や強弱などにメリハリがありながら流れが良く颯爽とした演奏。ソロヴィエフのソロも線が細いながら芯がしっかりしていて無理のない程度にしっかり主張している。ウィーン国立歌劇場となっているオケの実体は不明だが、各管楽器ソロなど良い流れのなかうまくメロディを浮き上がらせ歌心をしっかり込めているのも印象的。これらは、マリオ・ロッシの手腕にもよるものでさすがトスカニーニに認められただけのことはある。大きな仕掛けを作らなくてもしっかり聴かせるという、オーケストラをしっかり統制している点、指揮としての能力は高い。同世代のイタリア指揮者ペドロッティと同様もう少し注目されても良い指揮者だと思う。

1曲目その1
1曲目その2
2曲目
3曲目
4曲目