米Capitol。1960年代前半のプレスと思われる。
推薦度:★★★★★☆☆ ラインスドルフらしい引き締まった演奏
秘蔵度:★★★★★★☆ バッカナールとアイーダも併録されたお得な盤



サン=サーンス 歌劇「サムソンとデリラ」~バッカナール (Saint-Saens Bacchanale)
指揮:エーリヒ・ラインスドルフ、コンサート・アーツO (Cond: E.Leinsdorf, Concert Arts O)
推薦度:★★★★★☆☆ 引き締まった名演
秘蔵度:★★★★★★☆ 注目されないが貴重なラインスドルフの記録
カラッとした音響で引き締まった演奏。オーケストラが上手く手綱をしっかりつかむラインスドルフ。中々自由がないまま颯爽と駆け抜けていくが、音も華々しく凄まじい演奏になっている。ただもう少し民族性というかエキゾチックな雰囲気があっても良さそう。
リムスキー=コルサコフ 交響組曲「シェエラザード」 (Rimsky-Korsakov Sheherazade)
指揮:エーリヒ・ラインスドルフ、コンサート・アーツO (Cond: E.Leinsdorf, Concert Arts O)
推薦度:★★★★☆☆☆ 迫力ある演奏
秘蔵度:★★★★★★☆ ちょっと雑だがラインスドルフらしい
何ともザクっとした演奏でしかも速い。この曲からどんな印象をラインスドルフは持っていたのだろうか。情緒とか言ったものは排除され、鋭い音が並ぶ。臨時オケだろうが凄い奏者が揃っているようでもありすさまじい演奏になっている。そんな中ベイカーのソロのうまさが引き立つ。それでも歌いところを無理にテンポにはめているのか、フレーズの終りなどぶっきらぼう。何とも不憫な感じもするが本人の意向もあるのかもしれない。ただ、全体的に木管ソロには比較的ゆったりさせているのに、弦と金管には自由度を感じさせない凄い音を出させている。かなり異色なシェエラザードが出来上がった。
ヴェルディ 歌劇「アイーダ」~バレエ音楽 (Verdi Aida Ballet Music)
指揮:エーリヒ・ラインスドルフ、コンサート・アーツO (Cond: E.Leinsdorf, Concert Arts O)
推薦度:★★★★☆☆☆ 統制の取れたバレエ?
秘蔵度:★★★★★★☆ これもラインスドルフらしさがでている
厳しくも激しい音楽となっており、とにかくマッチョで引き締まっている。バレエ音楽だが踊りづらそうでもある。ゆるぎない速いテンポでぐいぐい進むので。でもそれはそれで面白い。