ペルレア バンベルクSO ロマン派序曲集 メンデルスゾーン フィンガルの洞窟他

日VOX。スパイラル。スタンパーPL9590。1950年代後半から1960年代前半のプレス

推薦度:★★★★☆☆☆ がんばるペルレアの演奏
秘蔵度:★★★★★☆☆ ジャンク扱いされそうだが個人的には貴重

ウェーバー 歌劇「オベロン」~序曲 (Weber Oberon Overture)

指揮:ジョネル・ペルレア、バンベルクSO (Cond: J.Perlea, Bamberg SO)

推薦度:★★★★☆☆☆ 落ち着いたテンポでゆったり
秘蔵度:★★★★★☆☆ オケを適度に鳴らすペルレアの指揮

決して急がずオーケストラを丁寧に操るペルレア。多少大量の仕事をこなすというような手際よさもあるが、奥行きのある音で音楽の起伏、熱量、そしてフレーズの処理といったところがオペラで鳴らした経験が活きているようにも感じ好演奏となっている。

ウェーバー 歌劇「魔弾の射手」~序曲 (Weber Freischutz Overture)

指揮:ジョネル・ペルレア、バンベルクSO (Cond: J.Perlea, Bamberg SO)

推薦度:★★★☆☆☆☆ ちょっと響きが薄い感じもする
秘蔵度:★★★★★☆☆ 贔屓目にみていい演奏

色々な形で発売されていた演奏だが評論家からすると見向きもされなかった。いまとなっては忘れ去られてしまった。確かに名演を残しているオーケストラの録音に比べると響きが薄くテンポも時に冗長だがバンベルク交響楽団の少しかすんだ伝統的な響きが魅力でもある。

ウェーバー 歌劇「オイリアンテ」~序曲 (Weber Euryanthe Overture)

指揮:ジョネル・ペルレア、バンベルクSO (Cond: J.Perlea, Bamberg SO)

推薦度:★★★★☆☆☆ 活きた演奏
秘蔵度:★★★★★☆☆ 大雑把だがいい演奏だと思う

大雑把だが大らかな演奏とも言える。縦の線を精密にするというよりも流れを重視。かといって速いテンポでサクサクすすむのではなく、ゆったり確実に進める印象。悪くない。いや、なかなかいい演奏だと思うのだが。

メンデルスゾーン 序曲「フィンガルの洞窟」 (Mendelssohn The hebrides Overture)

指揮:ジョネル・ペルレア、バンベルクSO (Cond: J.Perlea, Bamberg SO)

推薦度:★★★☆☆☆☆ 少し雑な印象もある
秘蔵度:★★★☆☆☆☆ 大柄なのだが名曲だけにちょっと

大柄に進めるもののちょっと雑な印象も受けてしまう。熱気も少し空回りのような感じもするが。また何度も聴いたのかこの曲の部分の盤質が悪いのも気になるところ。

メンデルスゾーン 序曲「ルイ・ブラス」 (Mendelssohn Ruy Blas Overture)

指揮:ジョネル・ペルレア、バンベルクSO (Cond: J.Perlea, Bamberg SO)

推薦度:★★★☆☆☆☆ 流れ重視だがもう少し響きに工夫が欲しいかも
秘蔵度:★★★★☆☆☆ ペルレアとしては珍しいレパートリー

前進力はあるが響きが少し整理されておらず、高音よりな部分もあり雑な印象を受けてしまうのがもったいないところ。ただし、何だかわからない熱気もあり不思議な演奏でもある。リハーサルがあまりなかったのかもしれない。

シューベルト 劇音楽「ロザムンデ」~序曲 (Schubert Rosamunde Overture)

指揮:ジョネル・ペルレア、バンベルクSO (Cond: J.Perlea, Bamberg SO)

推薦度:★★★★☆☆☆ シンフォニックな好演奏
秘蔵度:★★★★☆☆☆ なかなか聴きどころがある

意外と言っては失礼だがシンフォニックに堂々とした響き。密度がもう少し欲しい部分もあるが流れも妥当でなかなかいい演奏である。ちょっと贔屓目だが。