ビルジェ ベンダー モーツァルト ピアノ協奏曲第21番、第27番

仏Lyrinx。1980年代中頃のプレス

推薦度:★★★★☆☆☆ 感性で弾くモーツァルト
秘蔵度:★★★★★☆☆ 録音が少ない演奏家の貴重な記録

モーツァルト ピアノ協奏曲第21番 (Mozart Piano Concerto No.21)

P:ミリアム・ビルジェ、指揮:フィリップ・ベンダー、カンヌO (P: M.Birger, Cond: P.Bender, Cannes O)

推薦度:★★★★☆☆☆ 細部に詰めの甘さはあるものの気の向くままに才能で演奏
秘蔵度:★★★★★☆☆ 響きが穏やか

フランス人ピアニスト、ビルジェ(ビーガー?ここではビルジェとしておきます)の演奏は初めて聞くがじっくり取り組むよりも感性を重要視しているような印象。天才肌というか才能豊かな演奏家のようである。フレーズの処理などに少しぶっきらぼうなところもあるのだが、気の向くままに颯爽と演奏している雰囲気はなかなか聴いていて楽しい。バックも清楚な響きで支えていて良い演奏だと思う。

第1楽章
第2楽章
第3楽章

モーツアルト ピアノ協奏曲第27番 (Mozart Piano Concerto No.27)

P:ミリアム・ビルジェ、指揮:フィリップ・ベンダー、カンヌO (P: M.Birger, Cond: P.Bender, Cannes O)

推薦度:★★★★★☆☆ じっくり取り組むもさらっとした表現
秘蔵度:★★★★★☆☆ 肩の力が抜けた好演奏

少しゆったりしたテンポを採用しているが深刻になることはなく、気構えずに感性で弾いているような印象。風格とかスケールとかといったソリスティックな雰囲気とは全く違いアンサンブルとして楽しむ姿が伺える。オケもしっかり支えていてなかなかの掘り出し物である。

第1楽章
第2楽章
第3楽章