独Decca。1970年代中頃のプレス
推薦度:★★★★★★★ 異色の復活の名演奏
秘蔵度:★☆☆☆☆☆☆ いつでも見かける演奏



マーラー 交響曲第2番「復活」 (Mahler Symphony No.2)
指揮:ズービン・メータ、ウィーンPO (Cond: Z.Mehta, Vienna PO)
推薦度:★★★★★★★ 異色の復活の名演奏
秘蔵度:★☆☆☆☆☆☆ いつでも見かける演奏
以前聴いた時にはそれほど感銘を受けなかったが、改めて聞くとロサンジェルスフィルではなく、ウィーンフィルであるにもかかわらず、良くもここまでコントロールしてマッチョな響きを引き出したものだと感心させられる。テンポの伸縮もかなりすさまじいところもある。この演奏でメータは歴史に残る指揮者になったといっても過言ではない。バーンスタインのような粘質系でもなく、ワルターのような崇高なマーラーでもない。ましてや最近の演奏のように技巧を駆使した研ぎ澄まされたものでもない。もっと音そのものをえぐり、多少表面的で能天気なのだが、それを若さで押し切り、恐れを知らずウィーンフィルに立ち向かうメータの意気込みが音に現れている。今回聴いてみて、確かにものすごい演奏だと言われるのがよく分かった。