フランソワ クレツキ ショパン ピアノ協奏曲第2番他

日Columbia。スパイラル。溝ラベル。1950年代末から1960年代初期のプレスと思われる。

推薦度:★★★★★★★ モノラルとはいえ褪せることないフランソワの名演
秘蔵度:★★★☆☆☆☆ 日本初版なので意外と貴重だと思うのだが

ショパン ピアノ協奏曲第2番 (Chopin Piano Concerto No.2)

P:サンソン・フランソワ、指揮:パウル・クレツキ、フランス国立放送O (P: S.Francois, Cond: P.Kletzki, France National Radio O)

推薦度:★★★★★★★ フランソワのロマンティックな名演が聴けるのがうれしい
秘蔵度:★★☆☆☆☆☆ フレモーとの後年の盤と並べて比較的有名

モノラルとはいえしっかりした録音で特に大きな不満は無い。むしろフランソワの自由自在なロマンティックな演奏が何ともたまらない。フレーズの伸縮や強弱など他には中々聞けない個性的な演奏でもある。クレツキの伴奏もシンフォニックで堂々と支えているのが印象的。元々クレツキはポーランド人だからということか複数のソリストとの共演があり得意とする曲でもある。

第1楽章
第2楽章
第3楽章

シューマン ピアノ協奏曲 (Schumann Piano Concerto)

P:サンソン・フランソワ、指揮:パウル・クレツキ、フランス国立放送O (P: S.Francois, Cond: P.Kletzki, France National Radio O)

推薦度:★★★★★★★ 大柄ながら変幻自在の演奏
秘蔵度:★★☆☆☆☆☆ これも比較的有名な演奏ではある

確かフランソワのシューマンのコンチェルトはスタジオ録音だとこれだけだったのでは。それだけに貴重な演奏だが、フランソワとしてはかなり細部までこだわりしっかり作り上げている。そのなかでもテンポやフレーズは自由で変幻自在。それでいて違和感を感じさせずに必然的な流れを作り上げているのが素晴らしい。クレツキの伴奏は立派すぎるくらいシンフォニック。

第1楽章その1
第1楽章その2
第3楽章