英Music for Pleasure。EMIの廉価シリーズ。1980年代のプレス。
推薦度:★★★★☆☆☆ サルブのソロは線が細いが誠実な演奏
秘蔵度:★★★★★☆☆ オーレ・シュミットの指揮が聴きどころ



シベリウス ヴァイオリン協奏曲 (Sibelius Violin Concerto)
Vn:ウジェーヌ・サルブ、指揮:オーレ・シュミット、ハレO (Vn: E:Sarbu, Cond: O.Schmidt, Halle O)
推薦度:★★★★☆☆☆ ちょっとオケに押され気味だがサルブの丁寧な演奏が光る
秘蔵度:★★★★☆☆☆ オーレ・シュミットの雄大な伴奏が良い
バルビローリの時代からハレ管はシベリウスを得意としていただけあって、包容力のある伴奏を繰り広げている。これはオーレ・シュミットの手腕にもよるだろう。それをバックにサルブは多少線が細いものの、テンポをぐっと抑えて丁寧に演奏しているのが印象的。ただ少し力負けしてしまうところもあり、全体的にはあともう一歩という感じ。
シベリウス 交響詩「フィンランディア」 (Sibelius Finlandia)
指揮:オーレ・シュミット、ハレO (Cond: O.Schmidt, Halle O)
推薦度:★★★★☆☆☆ 大人しいが含蓄ある演奏
秘蔵度:★★★★★☆☆ 大柄で丁寧な演奏が光る
あまりことを荒立てず大柄に包み込むような演奏。もう少し熱が入ってもよさそうだが、あくまでも空間を作り上げるというか、雰囲気を重視しているかのような演奏。国は違えど隣の国の作曲家としてオーレ・シュミットの共感が感じられる演奏になっている。
シベリウス 組曲「カレリア」 (Sibelius Karelia Suite)
指揮:オーレ・シュミット、ハレO (Cond: O.Schmidt, Halle O)
推薦度:★★★★★☆☆ 丁寧なつくりで曲への愛着を感じる
秘蔵度:★★★★★★☆ オーレシュミットの名演として貴重
丁寧に仕上がった名演奏。ハレ管はもともとバルビローリによりシベリウス演奏が得意と見えて自信に満ちているような印象。オーレ・シュミットはそのオケをうまく生かしながら、雄大な空間を作り上げているのが印象的。木管を中心にバランスをうまく整えながら外面的効果を狙わず抒情性に満ちた名演奏となっている。