日SONY。1960年後半から70年代のプレス。日本初版。溝ラベル
推薦度:★★★★★★★ 硬派の代表格
秘蔵度:★☆☆☆☆☆☆ 有名な演奏



ブラームス ピアノ協奏曲第1番 (Brahms Piano Concerto No.1)
P:ルドルフ・ゼルキン、指揮:ジョージ・セル、クリーヴランドO (P: R.Serkin, Cond: G.Szell, Cleveland O)
推薦度:★★★★★★★ 硬派の代表格
秘蔵度:★☆☆☆☆☆☆ 有名な演奏
セルはこの曲を、カーゾン、フライシャーとスタジオ録音を残しているようにこの曲を得意としたようである。構成がしっかりしていて、この曲の生い立ちを考えると正に交響曲という雰囲気を感じさせる。それに対してゼルキンは対等にしっかり音を刻んでくる。これまた凄い。硬質な音で情感を込めるよりも研ぎ澄まされた音というか彫刻のような芸術性を感じる演奏を繰り広げていて、まさに歴史的名演奏といっても良いハイレベルなものとなっている。