Ef.クルツ フィルハーモニアO ショスタコーヴィチ 交響曲第1番他

英HMV。スパイラル。1950年代末から1960年代初期のプレスだろう。ステレオ盤もあるが格安ならばモノラルでも全然良い。

推薦度:★★★★★☆☆ すっきりまとめたわかりやすい演奏
秘蔵度:★★★☆☆☆☆ 古いレコードだが意外とよく見かける

プロコフィエフ 交響曲第1番「古典的」 (Prokofiev Symphony No.1)

指揮:エフレム・クルツ、フィルハーモニアO (Cond: Ef.Kurtz, PO)

推薦度:★★★★★☆☆ 中性的な音色ですっきりした名演奏
秘蔵度:★★★★★☆☆ クルツの貴重な交響曲録音

基本的にゆったりとしたテンポでモノラルながら分かりやすく透明度が高い演奏。穏やかでオーケストラを無理なく鳴らす。細部は緻密ではないが全体としては形が整っていて、バレエ音楽で鳴らした手際よさが感じられる。終楽章はそれでも軽快に締めくくりノリの良さもある名演奏。

第1楽章
第4楽章

ショスタコーヴィチ 交響曲第1番 (Shostakovich Symphony No.1)

指揮:エフレム・クルツ、フィルハーモニアO (Cond: Ef.Kurtz, PO)

推薦度:★★★★★☆☆ 立体感があってすっきり
秘蔵度:★★★★★☆☆ オケがうまくなかなかの名演奏

鋭い音で攻めるよりも音響をしっかり作り立体感をうまく出しながら、重厚にならないようにバランスをうまく整えた名演奏である。ステレオで聴きたいものである。特に第4楽章が素晴らしく、フィルハーモニア管のソロのうまさ、そして緩急の色分けなど鮮やかでありながら騒がず、冷めすぎず、純粋に音楽そのものを感じさせてくれるような、そんな印象を受ける演奏になっている。

第1楽章
第2楽章
第4楽章