誰にも読まれることのない手紙 エッセイ

線路は続くよ、どこかしら?

電車の一番前の座席に占領して線路を眺める。出発するといくつもの分かれ道がある。本線の脇を潔く曲がっていく線路の先には何があるのだろうか。今日はそのローカル線に乗って確かめてみよう。きっといい景色が待っているに違いない。