誰にも読まれることのない手紙 エッセイ

最終出勤日 朝

不思議と最終日という感覚は無い。感慨深いという心象もない。ただの普通の日。心が落ち着いているのかもしれない。何かに追われることもない。京浜東北線は遅れているが、焦りもしない。焦る必要もない。平穏な朝。