独Eterna。EMI原盤。デジタル。1980年代後半のプレス。
推薦度:★★★★★★☆ 穏やかながらスケールの大きい演奏
秘蔵度:★★★☆☆☆☆ 意外に忘れ去られた感がある名演



目次
ベートーヴェン 交響曲第7番 (Beethoven Symphony No.7)
指揮:ジェフリー・テイト、ドレスデン・シュターツカペレ (Cond; J.Tate, Staatskapelle Dresden)
推薦度:★★★★★☆☆ 穏やかながらスケールの大きい演奏
秘蔵度:★★★☆☆☆☆ 意外に忘れ去られた感がある名演
ドレスデンの美しい伝統的な響きを駆使して堂々としたテンポで仕上げている。全体的に穏やかで刺激のある音は無く優しく包み込む感じ。テイトの印象が変わる演奏だがベートーヴェンの交響曲はスタジオ録音としてこれしか残されていないようである。残念なことである。終楽章でも焦ることなく平静を保ちながら締めくくるあたりは好悪が分かれそうだがレベルが高い演奏であることには違いない。
ベートーヴェン 序曲「献堂式」 (Beethoven The Consecration of House Overture)
指揮:ジェフリー・テイト、ドレスデン・シュターツカペレ (Cond; J.Tate, Staatskapelle Dresden)
推薦度:★★★★★☆☆ 穏やかながらスケールの大きい演奏
秘蔵度:★★★☆☆☆☆ 意外に忘れ去られた感がある名演
交響曲と同様ドレスデンシュターツカペレの美しい響きを十分に活かした演奏で落ち着いて聴ける。少し大人しすぎでもう少し熱気があってもよさそうだが丁寧なつくりは好ましいところ。