独BIS。1980年代前半のプレス
推薦度:★★★★★☆☆ 幻想的な曲に浸るのもたまにはよい
秘蔵度:★★★☆☆☆☆ レコードとしては意外と見かけないか



コッコネン 交響曲第2番 (Kokkonen Symphony No.2)
指揮:レイフ・セーゲルスタム、フィンランド放送SO (Cond: L.Segerstam, Finnish Radio SO)
推薦度:★★★★★☆☆ 中々面白い曲で演奏も良い
秘蔵度:★★★★★☆☆ 普段あまり聞く機会がないという点では秘蔵
全体的に幻想的な雰囲気だがつかみどころがないような感じもする。セーゲルスタムが雄大なスケール感と緻密さを両立させているところがこの曲の良さを引き出している。オーケストラに迷いがなく全体的な響きや各ソロパートのうまさも光る名演奏であると思う。
コッコネン 交響曲第4番 (Kokkonen Symphony No.4)
指揮:オッコ・カム、フィンランド放送SO (Cond: O.Kamu, Finnish Radio SO)
推薦度:★★★★★☆☆ スマートな演奏でわかりやすい
秘蔵度:★★★★★☆☆ 普段あまり聞く機会がないという点では秘蔵
カムの指揮はセーゲルスタムに比べるとスマートであるが、こちらもスケールは大きい。自国の作曲家ということでフィンランド放送交響楽団の名演が光る。集中力が高く演奏をする使命を背負っているかのような印象。曲としては聴かせるのが難しいと思われるがカムの手際よい手腕が効いていて分かりやすく伝わってくるのも特徴。