英EMI。スパイラル。溝ラベル。1950年代中頃のプレス
推薦度:★★★★☆☆☆ ソロは粒ぞろいだがスケールは大きくない
秘蔵度:★★★★★☆☆ サンティーニのまとめ方がうまい



ドニゼッティ 歌劇「愛の妙薬」 (Donizetti L’Elisir D’Amore)
指揮:ガブリエレ・サンティーニ、ローマ歌劇場O、Cho、S:マルゲリータ・カロージオ、T:二コラ・モンティ、Br:ティト・ゴッビ (Cond: G.Santini, Roma Opera O, Cho, S: M.Carisio, T: N.Monti, Br: T.Gobbi)
推薦度:★★★★☆☆☆ ソロは粒ぞろいだがスケールは大きくない
秘蔵度:★★★★★☆☆ サンティーニのまとめ方がうまい
ゴッビ以外は知られていない歌手。粒ぞろいではあるが出来としては及第点といったところか。モンティの甘い声が魅力でネモリーノによく合う。他の名歌手に比べると小ぶりだが、この甘さがいい。ゴッビはさすがの風格で別格。この演奏は、サンティーニがオーケストラ、歌手、合唱団をうまくまとめ上げているのが最大の魅力か。その為全体的にまとまりが良い。あと、そよ風に聞けば、が一面、二面と別れてしまっているのが難点。