ロジェストヴェンスキー ソビエト文化省SO プロコフィエフ 序曲「1941年」他

露Melodia。1980年代後半のプレス

推薦度:★★★★★★★ ロジェヴェン節炸裂
秘蔵度:★★★★★★★ 意外と珍しいのでは

プロコフィエフ 序曲「1941年」 (Prokofiev 1941 Overture)

指揮:ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー、ソビエト文化省SO (Cond: G.Rozhdestvensky, USSR Ministry and Culture SO)

推薦度:★★★★★★★ 第一音から炸裂しまくる
秘蔵度:★★★★★★★ 曲も珍しいし

なかなか面白い曲。ノリがプロコフィエフらしくないところもあったりする。ロジェストヴェンスキーのスケールの大きな演奏が輪をかけて素晴らしい。爽快な気分になる。

その1
その2
その3

プロコフィエフ ピアノソナタ第4番~アンダンテ (Prokofiev Andante)

指揮:ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー、ソビエト文化省SO (Cond: G.Rozhdestvensky, USSR Ministry and Culture SO)

推薦度:★★★★★★★ アンダンテではあるが結構ゴージャス
秘蔵度:★★★★★★★ 作曲家自身の編曲だが演奏の機会は少なさそう

アンダンテ、という題名とはイメージが合わないか。確かにアンダンテではあるが、勝手な思いとしてはもっと穏やかな感じかなと。それを裏切るゴージャスなサウンドで中々面白い。

プロコフィエフ 2つの詩~白鳥 (Prokofiev White Swan)

指揮:ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー、ソビエト文化省SO (Cond: G.Rozhdestvensky, USSR Ministry and Culture SO)

推薦度:★★★★★★★ 奇麗で神秘的
秘蔵度:★★★★★★★ あまり聞く機会がなく貴重

短い曲だがなかなか神秘的でいい曲である。ロジェストヴェンスキーの懐の深さも感じる。

プロコフィエフ 交響的絵画「夢」 (Prokofiev Dreams)

指揮:ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー、ソビエト文化省SO (Cond: G.Rozhdestvensky, USSR Ministry and Culture SO)

推薦度:★★★★★★★ ほわっとした正に夢のような音楽
秘蔵度:★★★★★★★ いい夢だけではなさそうだが面白い曲である

曲としてはどことなく夢幻的な感じがする。ただ、ロジェストヴェンスキーにかかると、なのかもしれないが騒がしくて起き上がってしまいそうでもある。

プロコフィエフ 祝典詩曲「30年」 (Prokofiev Festive Poem)

指揮:ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー、ソビエト文化省SO (Cond: G.Rozhdestvensky, USSR Ministry and Culture SO)

推薦度:★★★★★★★ 雄大な演奏
秘蔵度:★★★★★★★ なんだか妙な祝典気分になるが面白い

ロジェストヴェンスキーの特徴が活きたスケールの大きな演奏。巨大な雰囲気で凄い。相変わらず金管が威力を発揮し、その中でもちゃんと木管、弦楽器が鋭く刺さってくる演奏が凄い。

その1
その2