日Grammophon。1960年代前半のプレス
推薦度:★★★★★☆☆ 正統な名演だが
秘蔵度:★☆☆☆☆☆☆ 有名で何度も復刻されている



目次
シューマン チェロ協奏曲 (Schumann Cello Concerto)
Vc:ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ、指揮:ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー、レニングラードPO (Vc: M.Rostropovich, Cond: G.Rozhdestvensky, Leningrad PO)
推薦度:★★★★★☆☆ 正統な名演だが
秘蔵度:★☆☆☆☆☆☆ 有名で何度も復刻されている
ロストロポーヴィッチとロジェストヴェンスキーでシューマンの協奏曲、と名前だけ見るともう少し特徴のある爆演をイメージしてしまうが、いたってまともな演奏。柔らかく詩情豊かな演奏で名演奏だが、どうしてもこの両者ならばもう少し、と物足りなくも感じる。贅沢な感想なのかもしれないが。
チャイコフスキー ロココ主題による変奏曲 (Tchaikovsky Variations on a Rococo Thema)
Vc:ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ、指揮:ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー、レニングラードPO (Vc: M.Rostropovich, Cond: G.Rozhdestvensky, Leningrad PO)
推薦度:★★★★★☆☆ 正統な名演だが
秘蔵度:★☆☆☆☆☆☆ 有名で何度も復刻されている
整った演奏で技巧も確か。うまく歌いあげている。ロジェストヴェンスキーの伴奏も優しい。ただ、ロストロポーヴィッチもそうだが、何となく、どことなくよそよそしい。いま一歩踏み込みがこの両者であれば欲しいところ。ただ、演奏のレベルは高い。