今日はチェコのピアニスト、ラウフの皇帝
チェコSuppraphon。スパイラル。1950年代後半のプレスだろうか
推薦度:★★☆☆☆☆☆ ちょっと音も古いし個性が強すぎるし
秘蔵度:★★★★★★☆ 何だろうこの軽さは。面白い



ベートーヴェン ピアニスト協奏曲第5番「皇帝」
P:フランティシェク・ラウフ、指揮:カレル・シェイナ、チェコPO (P: F.Rauch, Cond: K.Sejna, Cezch PO)
推薦度:★★☆☆☆☆☆ ちょっと音も古いし個性が強すぎるし
秘蔵度:★★★★★★☆ 何だろうこの軽さは。面白い
出だしのラウフのソロが何ともチャーミング。ソロだけになった後の下降音型の軽いタッチは何だろうか。シェイナも終始軽い。音が古いせいもあるとは思うが、それだけではないと思う。ベートーヴェンらしくない演奏。むしろモーツァルトを演奏するような軽やかさ。皇帝という題名がかすんでしまう珍演だが個人的には楽しい演奏である。