米VOX。1960年代前半のプレスだろうか

推薦度:★★★★☆☆☆ ちょっと録音がオンマイクすぎるが面白い
秘蔵度:★★★★★☆☆ ペルレアなんて誰も見向きもしないが意外といいものもある

グノー ファウスト組曲 (Gounod Faust Suite)

指揮:ジョネル・ペルレア、ウィーン・プロムジカO (Cond: J.Perlea, Vienna Pro Musica O)

推薦度:★★★★☆☆☆ ちょっと録音がオンマイクすぎるが面白い
秘蔵度:★★★★★☆☆ ペルレアなんて誰も見向きもしないが意外といいものもある

ちょっとキンキンでオンマイクな感じの録音に違和感があるが、流れが良いというか勢いが凄い。歌劇場で培った経験が生きた手慣れた演奏でもある。寄せ集めと思われるオケをまとめるのも大変だと思うが、比較的ここではうまくいっている。

3曲目
7曲目

サン=サーンス 歌劇「サムソンとデリラ」~バッカナール

指揮:ジョネル・ペルレア、ウィーン・プロムジカO (Cond: J.Perlea, Vienna Pro Musica O)

推薦度:★★★★☆☆☆ ちょっと録音がオンマイクすぎるが面白い
秘蔵度:★★★★★☆☆ ペルレアなんて誰も見向きもしないが意外といいものもある

勢いがあり多少雑だが潔く突き進む演奏。縦のラインより絶対横である。流れである。それでいて後押しするような音の処理を魅せるなど工夫も凝らしている。響きがちょっとという部分もあるのだが、これは録音によるところもあったりする。全体的な雰囲気はなかなかのもので楽しんで聴くことができる。

その1
その2

ポンキエルリ 歌劇「ラ・ジョコンダ」~時の踊り (Ponchielli Danse of the Hours)

指揮:ジョネル・ペルレア、ヴュルテンベルク国立O (Cond: J.Perlea, Wurttenberg State O)

推薦度:★★★★☆☆☆ ちょっと録音がオンマイクすぎるが面白い
秘蔵度:★★★★★☆☆ ペルレアなんて誰も見向きもしないが意外といいものもある

オケは歌劇場専属のオケ。ウィーンプロムジカに比べるとまとまりが良いのはその違いだろうか。ここでも手馴れた演奏で単純に聞きやすい。

その1
その2

ヴェルディ 歌劇「アイーダ」~バレエ音楽 (Verdi Aida~Ballet Music)

指揮:ジョネル・ペルレア、ヴュルテンベルク国立O (Cond: J.Perlea, Wurttenberg State O)

推薦度:★★★★☆☆☆ ちょっと録音がオンマイクすぎるが面白い
秘蔵度:★★★★★☆☆ ペルレアなんて誰も見向きもしないが意外といいものもある

迫力ある演奏である。上手すぎる一流の演奏よりもむしろこちらのめちゃくちゃ能天気な演奏もいい。

ビゼー 喜歌劇「ジャミレー」~バレエ音楽 (Bizet Djamileh~Ballet music)

指揮:ジョネル・ペルレア、ウィーン・プロムジカO (Cond: J.Perlea, Vienna Pro Musica O)

推薦度:★★★★☆☆☆ ちょっと録音がオンマイクすぎるが面白い
秘蔵度:★★★★★☆☆ ペルレアなんて誰も見向きもしないが意外といいものもある

珍しい曲だけに貴重。ここでも勢いに任せたなかなか面白い演奏を繰り広げている。