ペナリオ ラインスドルフ ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番他

日Seraphim。1970年代のプレス。

よく見かけたシリーズ。盤自体の厚みはしっかりしていて音も比較的安定。特に赤盤よりも中央によっている感じもするが角が取れたいいレコードが多かったようにも思う。もっとも赤盤は擦切るほど聴いたユーザーが多かった代わりにこちらはクラシック初心者用ということもあって、その差なのかもしれないが。

推薦度:★★★★☆☆☆ 真っ当勝負な演奏
秘蔵度:★☆☆☆☆☆☆ 珍しい演奏だとは思うものの

ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番 (Rachmaninov Piano Concerto No.2)

P:レナード・ペナリオ、指揮:エーリヒ・ラインスドルフ、ロサンジェルスPO (P: L.Pennario, Cond: E.Leinsdorf, Los Angels PO)

推薦度:★★★☆☆☆☆ 真っ当勝負な演奏
秘蔵度:★☆☆☆☆☆☆ 珍しい演奏だとは思うものの

真っ当な丁寧な演奏。スケールも中くらい、表現もこじんまりとしているが、丁寧な演奏で曲自体はよくわかる。しかしどこか吹っ切れない。]

第1楽章
第3楽章

グリーグ ピアノ協奏曲 (Grieg Piano Concerto)

P:レナード・ペナリオ、指揮:エーリヒ・ラインスドルフ、ロサンジェルスPO (P: L.Pennario, Cond: E.Leinsdorf, Los Angels PO)

推薦度:★★★★☆☆☆ 真っ当勝負な演奏
秘蔵度:★☆☆☆☆☆☆ 珍しい演奏だとは思うものの

基本的にラフマニノフと同じ方向性だがこちらの方が表現の幅が広くおおらか。とはいえ生真面目さが前面に出た演奏であと一歩殻を破ってほしいもどかしさもある。これはラインスドルフの伴奏にも言える。丁寧すぎるのかもしれない。

第1楽章その1
第1楽章その2
第3楽章