日Fontana。溝ラベル。1960年代前半のプレス。ジャンク救出品
推薦度:★★★★★★☆ フランス風ではないが剛直な名演
秘蔵度:★★★☆☆☆☆ 値が付かないが貴重だと思う1枚のうちの一つ



ベルリオーズ 幻想交響曲 (Berlioz Symphonie Fantastique)
指揮:ウィレム・ヴァン・オッテルロー、ハーグPO (Cond: W.v.Otterloo, Haag PO)
推薦度:★★★★★★☆ フランス風ではないが剛直な名演
秘蔵度:★★★☆☆☆☆ 値が付かないが貴重だと思う1枚のうちの一つ
ベルリンフィルとの幻想に比べると随分明るい印象。それはステレオ録音というのもあるが、ハーグフィルの音の特徴もある。薄いといえばそうなるかもしれないが、その分推進力とどの音にも十分すぎるくらいに込めた魂の密度が濃い分、かなりいい演奏に仕上がっている。ただ、この演奏を評価する人は少ない。まあフランスの名演に比べるとちょっと亜流ではあることは確か。でもオッテルローの直球勝負の演奏が聴ける貴重な演奏であると思う。
シベリウス フィンランディア (Sibelius Finlandia)
指揮:ウィレム・ヴァン・オッテルロー、ハーグPO (Cond: W.v.Otterloo, Haag PO)
推薦度:★★★★★★☆ 北欧風ではないがマッチョな名演
秘蔵度:★★★☆☆☆☆ 値が付かないが貴重だと思う1枚のうちの一つ
北欧のシベリウスではなく、もう少し南国風。でも音は明るいわけではなくマッチョな感じ。シンフォニックなフィンランディアで勢いもあり潔い。なかなか面白い演奏だと思う。