ムラヴィンスキー レニングラードPO チャイコフスキー 交響曲第5番 グラムフォン旧盤

日Grammphon。スパイラル。日本初版。1950年代後半のプレスだろうか。

推薦度:★★★★☆☆☆ ステレオ録音と遜色ない名演
秘蔵度:★★★☆☆☆☆ モノラルということで忘れ去れれるには惜しいが

チャイコフスキー 交響曲第5番 (Tchaikovsky Symphony No.5)

指揮:エフゲニ・ムラヴィンスキー、レニングラードPO (Cond: E.Mravinsky, Leningrad PO)

推薦度:★★★★☆☆☆ 基本的にステレオ盤と同じスタイル
秘蔵度:★★★☆☆☆☆ 若干こちらの方が熱がこもっている気もする

基本的な解釈や演奏スタイルはステレオ盤と同じ。そう考えると音的にはステレオ盤を採るべきかもしれない。ただしこのモノラル録音も悪くなく演奏もそういった意味ではハイレベルでこの録音だけだったらこの演奏が評価されていてもおかしく無い。演奏としては巷でいう凄さは確かにあると感じるものの、ロシアの演奏の中では整った演奏でもありオーケストラのメンバーは意外と冷静な印象を受ける。それはオーケストラを完全に掌握しているという証でもありそうな感じ。

第1楽章
第2楽章その1
第2楽章その2
第4楽章