ミトロプーロス ミネアポリスSO メンデルスゾーン 交響曲第3番「スコットランド」

米Columbia。スパイラル。1950年代中頃のプレス

推薦度:★★★☆☆☆☆ 録音がさすがに古いか
秘蔵度:★★★★★☆☆ ミトロプーロスの初期録音

メンデルスゾーン 交響曲第3番「スコットランド」 (Mendelssohn Symphony No.3)

指揮:デミトリ・ミトロプーロス、ミネアポリスSO (Cond: D.Mitropoulos, Minneapolis SO)

推薦度:★★★☆☆☆☆ 録音がさすがに古いか
秘蔵度:★★★★★☆☆ ミトロプーロスの初期録音

ミトロプーロスはスコットランドを得意としていたのかライヴも含めると結構録音が残っている。ただ意外とテンポの取り方などが違うところが興味深いところ。この演奏はその中でも猪突猛進型で勢いがある。かなり運動系というか機敏な動きをオーケストラに求めていて、それにミネアポリスのオケも必死に応えるスリリングな演奏でもある。ただ、ニューヨークフィルとの後年の録音に比べると、さすがに音の古さや完成度の面で厳しいのも確か。当時のミネアポリス交響楽団の実力の高さはうかがえるが。

第1楽章その1
第1楽章その2
第2楽章
第4楽章