英VOX。1960年代後半のプレスだろうか
推薦度:★★★★★★★ ロマンティックな曲
秘蔵度:★★★★★★★ 奏者、曲ともに貴重



目次
アレンスキー ピアノ協奏曲 (Arensky Piano Concerto)
P:マリア・リッチャウアー、指揮:イェリク・フェルバー、ベルリンSO (P: M.Littauer, Cond: J.Faerber, Berlin SO)
推薦度:★★★★★★★ ロマンティックな名曲。演奏も明確で良い
秘蔵度:★★★★★★★ フェルバーがベルリン交響楽団を振るのも珍しいのでは
知られざる名曲ではないだろうか。ロマンティックな曲で聴きやすい。フェルバーの堂々とした伴奏をバックにリッチャウアーの端正で歌心に富んだピアノがバランスよくマッチしていて、曲を知るにはもってこいの名演奏だと思う。
アレンスキー ピアノ三重奏曲第1番 (Arensky Trio for Violin, Cello and Piano)
P:マリア・リッチャウアー、Vn:ジョルジ・テレベシ、Vc:ハンネローレ・ミヒェル (P: M.Littauer, Vn: G.Terebesi, Vc: H.Michel)
推薦度:★★★★☆☆☆ 3人のバランスが良い
秘蔵度:★★★★☆☆☆ テレベシがヴァイオリン
パガニーニで有名なテレベシが演奏しているのが貴重。線が細いながらもはっきりした音で攻めてくる。リッチャウアーもミヒェルもそれに負けずと劣らずしっかり音を出し切っている。三者ともにバランスは良いが、それぞれもう少し音に魅力というか、情景みたいなものが出てくるとさらによかった。