日Angel。赤盤。1960年代中頃のプレス
推薦度:★★★★★★☆ クルツの最良の演奏の一つ
秘蔵度:★★★☆☆☆☆ 比較的入手しやすい演奏だが赤盤は貴重



プロコフィエフ バレエ組曲「ロミオとジュリエット」~抜粋 (Prokofiev Romeo and Juliet Suite Excerpt)
指揮:エフレム・クルツ、フィルハーモニアO (Cond: E.Kurtz, PO)
推薦度:★★★★★★☆ クルツの最良の演奏の一つ
秘蔵度:★★★☆☆☆☆ 比較的入手しやすい演奏だが赤盤は貴重
この時期のフィルハーモニアは分厚くも明るい音響が特徴で、それをクルツは十二分に引き出していている。元々クルツはこうしたバレエ曲は得意と見えていくつか録音があるが、その中でもステレオということもありこのロミジュリはクルツの指揮ぶりを知る良い演奏にもなる。手際よく、バランス感覚に優れながらも音楽の流れが実に自然。中庸ながらもいい曲だと思わせる演奏である。