米Mercury。スパイラル。溝ラベル。1950年代中頃のプレスと思われる。
推薦度:★★★★☆☆☆ モノラルという面で少し不利なところもある。
秘蔵度:★★★★★☆☆ 若々しいクーベリックの演奏が魅力



ブラームス 交響曲第1番 (Brahms Symphony No.1)
指揮:ラファエル・クーベリック、シカゴSO (Cond: R.Kubelik, Chicago SO)
少しやぼったい音ではあるがシカゴ交響楽団を活き活きと鳴らし切る。多少荒っぽいがオーケストラと指揮者が同等の立場で曲に向き合う一体感を感じる。もっとも、録音や完成度からすると、後年のバイエルン放送との演奏を採るべきなのだろうが、私はこのころのクーベリックの演奏の方が率直でわかりやすい気もしないでもない。