アルミン・ジョルダンのレコードを3つほど紹介。
仏Erato。1980年代のプレス
推薦度:★★★★★★★ 温かく包み込む名演
秘蔵度:★★★★★★★ 見つけようとしたら見つからないレコードではないだろうか



デュカス 交響曲 (Dukas Symphony)
指揮:アルミン・ジョルダン、スイス・ロマンドO (Cond: A.Jordan, Suisse Romande O)
推薦度:★★★★★★★ 同曲のベストを争う名演奏
秘蔵度:★★★★★★★ ジョルダンはもっと知られてよい指揮者だと思う
見通し良く透明度の高い演奏だが冷たさはなく温かみを感じる名演奏。きつい音は一切なく聴き手を包み込むような印象。どのパートもジョルダンの要求に賛同し、共感しあいながら曲を作り上げている様子が伺える。どのパートソロも我こそはという主張はなくさりげない表情でしっかりアンサンブルの中から音を浮かび上がらせている。これもジョルダンのうまさだろう。この曲のベストを争う名演奏である。
デュカス ラ・ペリ (Dukas La Peri)
指揮:アルミン・ジョルダン、スイス・ロマンドO (Cond: A.Jordan, Suisse Romande O)
推薦度:★★★★★★★ 同曲のベストを争う名演奏
秘蔵度:★★★★★★★ ジョルダンはもっと知られてよい指揮者だと思う
このラ・ペリはファンファーレも含めて名演奏である。威圧感なく和音を大切にしながら豊潤なサウンドで作り上げたファンファーレや、その後の流れの良いバレエ音楽などクライマックスの作り方や和音の響かせ方、バランス感覚、そしてフレーズ感といったところの仕上げが実に丁寧に出来上がっていて安心して聴くことができる上に、曲の楽しさもしっかり伝わってくる。もっと注目されるべき名演奏の一つである。