米Vanguard。溝ラベル。1960年代中頃のプレスだろうか
推薦度:★★★☆☆☆☆ フランスの香りは一切無い幻想
秘蔵度:★★★★★☆☆ ゴルシュマンの即物的な演奏が個人的には面白い



ベルリオーズ 幻想交響曲 (Berlioz Symphonie Fantastique)
指揮:ウラジミール・ゴルシュマン、ウィーン国立歌劇場O (Cond: V.Golschmann, Vienna State Opera O)
推薦度:★★★☆☆☆☆ フランスの香りは一切無い幻想
秘蔵度:★★★★★☆☆ ゴルシュマンの即物的な演奏が個人的には面白い
なんだかどこの国の音楽なんだかわからなくなるが、サクサク進みつつ、モダンな感じもする演奏。凸凹感や風刺的な印象すらあるバランス感覚、鄙びた音響がななかなかユニーク。もしかしたら夢といういびつな世界を表現しているのかもと思うと、斬新な演奏なのかもしれない。しかし一般的には録音がデッドで響きも薄くオケのレベルもいまいちなので推薦はできない。