日Angel。赤盤。1960年代前半のプレス。

推薦度:★★★★★★☆ 全体的に統制が取れたシンフォニックな名演奏
秘蔵度:★★★★☆☆☆ 日本盤とは言え意外と見かけないのではないだろうか

指揮:ジャナンドレア・ガヴァッツェーニ、フィレンツェ5月祭O、Cho、Br:エットーレ・バスティアーニ、T:アルフレッド・クラウス、S:レナータ・スコット、Bs:イーヴォ・ヴィンコ、A:フィオレンツァ・コッソット (Cond: G.Gavazzeni, Fioreze May Festival O, Cho, Br: E.Bastiani, T: A.Kraus, S: R.Scotto, Bs: I.Vinco, A:F.Cossotto)

推薦度:★★★★★★☆ 全体的に統制が取れたシンフォニックな名演奏
秘蔵度:★★★★☆☆☆ 日本盤とは言え意外と見かけないのではないだろうか

何はともあれバスティアーニの堂々とした歌唱がすごい。感情をうまくコントロールしながらスケールが大きい演奏は感動的で素晴らしい。これ以上ないと思わせるリゴレットを演じている。スコットもまっすぐで素晴らしい。クラウスが普通に感じてしまうくらいこの二人は凄い。ガヴァッツェーニが指揮するオーケストラは響きがちょっと薄い気もするがそれがイタリア風にも聞こえ勢いがある。多少感情に任せた雑な部分も見えなくもないが。

あの娘の涙が見えるようだ
悪魔め鬼め
ジルダのアリア
女心の歌
美しい乙女よ