日Melodia。1970年代のプレス

推薦度:★★★★☆☆☆ こじんまりとしているが誠実な演奏
秘蔵度:★★★★★★☆ 日本盤とはいえ珍しいのではないだろうか

バッハ ヴァイオリン協奏曲第2番 (Bach Violin Concerto No.2)

Vn:藤川真弓、指揮:ルドルフ・バルシャイ、モスクワCO (Vn: M.Fujikawa, Cond: R.Barshai, Moscow CO)

推薦度:★★★★☆☆☆ 誠実に音を紡いでいく演奏
秘蔵度:★★★★★★☆ バルシャイとの共演

バルシャイが藤川の要求をしっかり応え自身の室内オケを自在に操っているのが印象的。その藤川は丁寧にどの音もおろそかにせずにしっかり弾ききる。バックがしっかりしていることで安心して音楽に没頭しているようでもある。多少ソリスティックな面は少ないものの、好演奏と言える。

第2楽章
第3楽章

チャイコフスキー 憂鬱なセレナード (Tchaikovsky Serenade Melancolique)

Vn:藤川真弓、P:イェリーナ・リヴシッツ (Vn: M.Fujikawa, P: Y.Livshitz)

推薦度:★★★★★☆☆ 心に染み入るいい音
秘蔵度:★★★★★★☆ 伴奏リヴシッツもなかなか良い

藤川の誠実ですべての音に統一感があり優しく寄り添う感じ。息づかいだったり、フレーズ感だったりが、とてもこの曲に合いいい曲だと思わせる好演奏。伴奏のリヴシッツも藤川に寄り添いいい演奏を繰り広げている。

ベートーヴェン ヴァイオリン第1番 (Beethoven Violin Sonata No.1)

Vn:藤川真弓、P:イェリーナ・リヴシッツ (Vn: M.Fujikawa, P: Y.Livshitz)

推薦度:★★★★☆☆☆ 真面目な演奏で音がとても良い
秘蔵度:★★★★★★☆ 正に室内楽という感じの寄り添感がよい

この時代のヴァイオリンソナタはピアノにも比重があることからもう少し対等であってほしい気もする。藤川のヴァイオリンが中々渋い音でしっかりしているだけに惜しい。伴奏としたら良いのだが。藤川の音はここでも迫力はないものの誠実でしっかりしているのが良い。高音から低音まで同じ音色で統一感もあり素晴らしい。

第1楽章
第3楽章