E.クライバー ケルン放送SO ドヴォルザーク 交響曲第9番「新世界」

日Legends of Music。1980年代のプレス

推薦度:★★★★★☆☆ かなり個性激しい
秘蔵度:★★★★★☆☆ 盤としては珍しくない

ドヴォルザーク 交響曲第9番「新世界」

指揮:エーリヒ・クライバー、ケルン放送SO (Cond: E.Kleiber, Koln Radio SO)

推薦度:★★★★★☆☆ かなり個性激しい
秘蔵度:★★★★★☆☆ 盤としては珍しない

父クライバーがすごい指揮者であったことがうかがえる名演奏。新世界でこれほど引き込まれる演奏も珍しい。出だしのテンポはものすごくゆっくり。何が始まるのかという感じ。アレグロになってからはリズムを変えてしまう暴挙にも出つつオケを煽る。オーケストラも必死に食らいつく。基本的な雰囲気はその後も続き、暴挙の限りを尽くすが、熱も非常に籠っているためかなり特殊な演奏に仕上がっている。

第1楽章その1
第1楽章その2
第3楽章~第4楽章
第4楽章