米Period。溝ラベル。1960年代前半のプレスだろうか
推薦度:★★★★☆☆☆ 颯爽としたいい演奏
秘蔵度:★★★★★☆☆ なんといってもヴンダーリヒが歌う貴重な第九



ベートーヴェン 交響曲第9番「合唱付き」 (Beethoven Symphony No.9)
指揮:イザイ・ディーゼンハウス、シュトゥットガルトPO、S:フランツィスカ・ヴァハマン、A:マルガレーテ・ベンス、T:フリッツ・ヴンダーリヒ、Br:オットー・フォン・ロール (Cond: I.Diesenhaus, Stuttgart PO, S: F.Wachmann, A: M.Bence, T: F.Wunderlich, Br: O.v.Rohr)
推薦度:★★★★☆☆☆ 颯爽としたいい演奏
秘蔵度:★★★★★☆☆ なんといってもヴンダーリヒが歌う貴重な第九
ヴンダーリヒが名を連ねている演奏。ディーゼンハウスという指揮者はこのレコードでしかいまのところ知らないが、さっそうとした活き活きとした演奏を繰り広げている。潔くシュトゥットガルトフィルを鳴らし切っていて、多少雑ではあるもののいい演奏である。合唱式にはグリシュカート。バッハのミサ曲など好演奏を残しているが、合唱団は記載無し。ヴンダーリヒは、さすがと思わせるところがあるわけでもなく、他の歌手に比べてとびぬけているわけでもないが、でも貴重であろう。他の歌手もロマンティックに自由に歌う感じは古風で時代を感じるが面白い。