蘭ロッテルダムPOの自主制作か。1960年代後半のプレスと思われる。
推薦度:★★★★☆☆☆ だんだん調子が上がるも真面目な演奏
秘蔵度:★★★★★★☆ 珍しい演奏



ベートーヴェン 交響曲第3番「英雄」 (Beethoven Symphony No.3)
指揮:フランツ=パウル・デッカー、ロッテルダムPO (Cond: F.P.Decker, Rotterdam PO)
推薦度:★★★★☆☆☆ だんだん調子が上がるも真面目な演奏
秘蔵度:★★★★★★☆ 珍しい演奏
1966年にロッテルダムフィルの本拠地のホールが再建されたときの演奏のようである。その時に常任指揮者だったデッカーが指揮した英雄。機動力を生かすのか、大きなスケールで描くのか、どっちともつかずいい意味でも悪い意味でも中庸。ライトナーやワルベルク、ヴァントなど、リズムに重みをもたせ、テンポをゆったり取っても弛むことなくフォルムをしっかり作るタイプの指揮者で安心して聴ける面もある。その中でもこの演奏の白眉は第2楽章であろう。かなり遅めのテンポで始まりじっくり作り上げていく。中間部は逆に多少早めにとりその対比が面白いところ。残念なのは途中で表裏がわかれてしまうところ。