日Angel。赤盤。1960年代中頃のプレス
推薦度:★★★★★★★ マークと並ぶ名演奏
秘蔵度:★☆☆☆☆☆☆ 超名演だけに手に入りやすい



メンデルスゾーン 序曲「フィンガルの洞窟」 (Mendelssohn The Hebrides Overture)
指揮:オットー・クレンペラー、フィルハーモニアO (Cond: O.Klemperer, Phirharmonia O)
推薦度:★★★★★★★ フィルハーモニアの明るく重厚な響きを活かした名演
秘蔵度:★☆☆☆☆☆☆ 超名演だけに手に入りやすい
テンポ感といいバランスといい全体の響きといいこれ以上はないと思えてしまうような名演奏。各パートの浮かび上がらせ方がうまい。そして歌心が満ちた、いかついクレンペラーらしからぬロマンティックな演奏となっている。
メンデルスゾーン 交響曲第3番「スコットランド」
指揮:オットー・クレンペラー、フィルハーモニアO (Cond: O.Klemperer, Phirharmonia O)
推薦度:★★★★★★★ スコットランドのトップを争う名演奏
秘蔵度:★☆☆☆☆☆☆ 超名演だけに手に入りやすい
この曲を得意とし、そして気に食わないフィナーレを自作してしまうほど入れ込んでいたクレンペラー。この演奏はもちろん原曲のままであるが、バイエルン放送交響楽団とのライヴではそのフィナーレが聴ける。さておき、この演奏はスケール感、開放感、テンポ感、そしてフィルハーモニア管弦楽団の清涼感のある響きとどれも一流で素晴らしい出来。マークの演奏と双璧を為す名演奏である。