• 2025年7月4日
  • 2025年6月10日

誰にも読まれることのない手紙 エッセイ

最終出勤日 夕方 帰宅時もあっさり。挨拶を一通り終え、荷物を抱えて普通に帰る。もう二度と来ることもない、と思いながら歩くも、なぜか平穏が上塗りされて普通の風景にしか見えない。心をどこかに置いて来てしまったのだろうか。いや、次に向かう気持ちが強くなったからなのかもしれない。