英EMI.1980年代中頃のプレス
推薦度:★★★★★★☆ 中々の名演奏
秘蔵度:★★★★★☆☆ 意外と見かけることがない



目次
R.シュトラウス 交響詩「ドン・ファン」 (R.Strauss Don Juan)
指揮:カール・アントン・リッケンバッハー、ロンドンPO (Cond: K.A.Rickenbacher, London PO)
推薦度:★★★★★★☆ すっきりした音響で豊潤
秘蔵度:★★★★★★☆ オケが充実
圧力をかけるよりも包み込むような音響。これが心地よい。リッケンバッハーは秘曲を分かりやすく演奏しているものが多く、ここでもその特質が活きたドンファンとなっている。
R.シュトラウス 交響詩「ティルオイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」 (R.Strauss Till Eulenspiegel’s Merry Pranks)
指揮:カール・アントン・リッケンバッハー、ロンドンPO (Cond: K.A.Rickenbacher, London PO)
推薦度:★★★★★★☆ すっきりした音響で豊潤
秘蔵度:★★★★★★☆ オケが充実
ほわっとした温かみと透明度がある音響はロンドンフィルの特徴。その特徴をリッケンバッハーがうまく生かしてすっきりした演奏を繰り広げている。音の威力も十分にあるし、分かりやすいのがありがたい。ソロもうまい。
R.シュトラウス 交響詩「死と変容」 (R.Strauss Death and Transfiguration)
指揮:カール・アントン・リッケンバッハー、ロンドンPO (Cond: K.A.Rickenbacher, London PO)
推薦度:★★★★★★☆ すっきりした音響で豊潤
秘蔵度:★★★★★★☆ オケが充実
この曲でも重厚さよりもほどけた感じの音響が特徴でとにかく明るい響きがいい。そしてテンポやバランスが良く良質な名演奏といえる。ロンドンフィルのうまさも光る。