スウェーデンGRAMMPHON。1970年代後半のプレス
推薦度:★★★★★★★ 演奏の質が高い
秘蔵度:★★★★★★★ 秘曲、名演で貴重



ラーション ヴァイオリン協奏曲 (Larsson Violin Concerto)
Vn:レオ・ベルリン、指揮:スティーグ・ヴェステルベリ、ストックホルムPO (Vn: L.Berlin, Cond: S.Westerberg, Stockholm PO)
推薦度:★★★★★★★ ラーション独特の雰囲気を醸し出す演奏
秘蔵度:★★★★★★★ ベルリンのヴァイオリンが特筆
ちょっとミステリアスな雰囲気はラーションの特徴か。幻影的な感じを出しながらもシンフォニックな大曲。ベルリンのヴァイオリンソロが多少細い部分もあるが、きらびやかでポルタメントなど妖艶で素晴らしい。ヴェステルべりの指揮も立派でさすが自国の曲だけあって、こうでなくてはと思わせる演奏になっている。
ラーション 組曲「冬物語」 (Larsson Ein Vintersaga)
指揮:スティーグ・ヴェステルベリ、ストックホルムPO (Cond: S.Westerberg, Stockholm PO)
推薦度:★★★★★★★ 聴きやすい優しい曲
秘蔵度:★★★★★★★ 雰囲気がとても素敵な演奏
ラーションの粋な曲。素晴らしい曲だし、演奏もぴか一。軽やかで響きが穏やかでとても心地よい。
ラーション 12のコンチェルティーノ~第8番「ヴァイオリン・コンチェルティーノ」 (Larsson Concertino No.8)
Vn:レオ・ベルリン、指揮:スティーグ・ヴェステルベリ、ストックホルムPO (Vn: L.Berlin, Cond: S.Westerberg, Stockholm PO)
★★★★★★★ ベルリンのソロが冴える
秘蔵度:★★★★★★★ これもなかなかの名曲、名演奏
ベルリンのヴァイオリンがまず素晴らしい。音が涼しげだが神々しい。音の芯がしっかりしていて抑揚も自然。伴奏の弦楽器奏者たちも響きがとてもよく透明度が高い。曲も面白くなかなかの掘り出し物である。