- 2025年7月1日
- 2025年6月10日
誰にも読まれることのない手紙 エッセイ
最終出勤日 朝 不思議と最終日という感覚は無い。感慨深いという心象もない。ただの普通の日。心が落ち着いているのかもしれない。何かに追われることもない。京浜東北線は遅れているが、焦りもしない。焦る必要もない。平穏な朝。
最終出勤日 朝 不思議と最終日という感覚は無い。感慨深いという心象もない。ただの普通の日。心が落ち着いているのかもしれない。何かに追われることもない。京浜東北線は遅れているが、焦りもしない。焦る必要もない。平穏な朝。
カテゴライズ 人をカテゴライズしてしまうのは何故だろうか?あの人は、とレッテルを貼ってしまうのは何故だろうか?私もしてしまう。なぜだろうか。自分との違いを認識してしまい、脅威に備えているのだろうか?なかなか貼ってしまったレッテルは、自分の意識から剥がれてくれない。でもだ、一度思い切って強制的に剝がし […]
喧噪消滅 公園 公園が静かになった。小学生の元気な主旋律が聞こえてこない。小さなお子様の近くでボール遊びするのは危ないからだろうか?それとも近所にお住いの方がうるさいからだろうか?野球、ケードロ、鬼ごっこ、ドッチボール、どこにいったのだろう。スマホ、ゲームに夢中になっているのだろうか、どこぞのお宅に […]
喧噪消滅 牛丼屋 いまの牛丼屋は威勢のいい声がない。いつからなのだろう。久しぶりに訪れたら、粋な音楽流れているだけ。タッチパネルで操作して食事が運ばれてくる。皆スマホ見ながらそれを頬張る。並一丁、みそ汁一杯、なんて声が無くなってしまった。静かな世界になったのだろうか。急問屋から人間味が無くなったよう […]
汚点パートⅡ 汚点、汚点、そんなに卑下する必要ないではないか。これももう自分の一部なのだから、仕方ないではないか。反省できたことで良しとしようではないか。汚点を隠さず、詫びながら生きるのもいいかもしれぬ