- 2025年7月8日
- 2025年6月3日
誰にも読まれることのない手紙 エッセイ
だから 一度言っただけで理解しろ。この要求を突きつける人が多すぎないだろうか?前に言ったよね、と言ってくる人に言いたい。こんなに情報が氾濫している世の中で、あなたの一言一言を一度で覚えるのは難しいと。そもそも、前に言ったよね、というのは言っている本人自身に対するおまじない。自分の身を守る言葉、自分の […]
だから 一度言っただけで理解しろ。この要求を突きつける人が多すぎないだろうか?前に言ったよね、と言ってくる人に言いたい。こんなに情報が氾濫している世の中で、あなたの一言一言を一度で覚えるのは難しいと。そもそも、前に言ったよね、というのは言っている本人自身に対するおまじない。自分の身を守る言葉、自分の […]
最終出勤日 夕方 帰宅時もあっさり。挨拶を一通り終え、荷物を抱えて普通に帰る。もう二度と来ることもない、と思いながら歩くも、なぜか平穏が上塗りされて普通の風景にしか見えない。心をどこかに置いて来てしまったのだろうか。いや、次に向かう気持ちが強くなったからなのかもしれない。
最終出勤日 朝 不思議と最終日という感覚は無い。感慨深いという心象もない。ただの普通の日。心が落ち着いているのかもしれない。何かに追われることもない。京浜東北線は遅れているが、焦りもしない。焦る必要もない。平穏な朝。
カテゴライズ 人をカテゴライズしてしまうのは何故だろうか?あの人は、とレッテルを貼ってしまうのは何故だろうか?私もしてしまう。なぜだろうか。自分との違いを認識してしまい、脅威に備えているのだろうか?なかなか貼ってしまったレッテルは、自分の意識から剥がれてくれない。でもだ、一度思い切って強制的に剝がし […]
喧噪消滅 公園 公園が静かになった。小学生の元気な主旋律が聞こえてこない。小さなお子様の近くでボール遊びするのは危ないからだろうか?それとも近所にお住いの方がうるさいからだろうか?野球、ケードロ、鬼ごっこ、ドッチボール、どこにいったのだろう。スマホ、ゲームに夢中になっているのだろうか、どこぞのお宅に […]